2010年01月18日

塔頭のそびえる国ーバンコクーその8

象に乗ってきたゾーッ!!

私が住んでいる久米町は那覇市で最初の区画整理地区で当時はダンプカーがなく、
掘削した土石は荷馬車で運んでいました。

従って工事期間中は原野のなかで荷馬車が行き交い、あちらこちらで馬を見かけたものです。
ある日荷馬車から逃げた鞍のついた裸馬が迷い込んで町内にやってきました。

手綱は着いたままでしたので、一緒に遊んでやると喜んで付いてきました。
おとなしい馬なので我が家の窓のベランダから変わりばんこに馬の背に乗って
タテガミをつかんで乗り回していましたら、そのうち飼い主が探し当てて連れ帰ってしまいました。

あれから50年、タイで象に乗る事となりました。

乗り場は2階建ての高さほどベランダからカゴの中に座りますが地上からは3.5メートル
ほどあって、かなり見晴らしが利くものです。

塔頭のそびえる国ーバンコクーその8

象の頭は岩石のように大きくところどころに毛がはえていて、似たような頭に親近感をおぼえる。

カゴはかなりゆれます。 腰痛の私にはこたえるので腕で腰を浮かしながらのっています。

一緒に乗ったY氏は90キロ近くあるので、彼は背中のセンターよりに座り私は出きるだけ
端になるようにして象の負担がバランスが取れるように気をつかって座っています。

塔頭のそびえる国ーバンコクーその8

象も気を良くしたか、飼い主の命令を無視して勝手に川の水を飲みにいったりします。

アラビアのロレンスはらくだに乗って戦闘しますが、
ここシャム(昔はタイはシャムと呼ばれていた)では象に乗って戦車として
戦をしたらしい!

塔頭のそびえる国ーバンコクーその8

ゆったり歩くが歩幅が大きいので人が歩くより早い。

ときどき木の枝にぶつかりそうになる。

ゆったり!まったり! 50年まえに逃げた馬にまたがった二人は、
まさか象に乗るとは、誰が予測できたでしょうか。

そのあとバンコクにひきかえしますが、途中のレストランで昼食となり
ガイドのチャンさんはラーメンに似た麺類を注文しました。

半分ほど食べた時急にガイドはシュガーポットからスプーン1杯の砂糖を
めんつゆにかけて食べてしまいました。

沖縄の米兵がお米に牛乳をかけて砂糖をまぶして食べたという話を聞いたことが
有りますが、目の前のガイドの味覚の違いを、国や習慣が違うとこうも違うものかと
一同びっくり!

バンコクでは昨日のマッサージで2時間ゆっくりもんでもらい、
夜になってからムエタイをリングサイドで観戦、外国人は2000バーツ、
ちょっと高いが折角だからとリングサイドにじんどる。
当日のテレビでたぶん私たちの顔も映ったに違いない。



かくしてタイの旅は終わるのですが、現地のガイドに恵まれすばらしい旅となりました。

ガイドのチャンさんありがとう!


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