2013年10月30日

久方の京都

神戸から京都は1時間足らずで到着した。
京都は頑固でなかなか近代ビルへの再開発に遠慮がちであったはずが、久方の京都の
駅ビルが大きくモダンになっていた。



33間堂をめざす!20年ぶり位の再訪である。昔の弓の名手が通し矢に使った剛弓を
再確認するのがネライだが以前とは変わって展示している場所も変わり、全館撮影禁止
になっていた。
通し矢の廊下も自由に歩くことができたはずが立ち入りを禁止していた。
遠くから写真に収める。
軒下に矢がささったままににしてある。以前は無かった。参拝客で気づいた者は多分私
以外には居ないように思える。
知りえる者にこたえた演出ではあるが説明板が欲しいところです。







少しだけ時間があるので清水寺に向かう。ここは45年ぶりにもなろうか。
いきがけに、煙と匂いを追った先に団子屋発見!

帰りにみたらし団子を注文し食らう!美味なり!



  


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2013年10月30日

宝塚

風と共に去りぬ この映画は高校2年に見に行った記憶がかすかに残っているものの
当時はさほど感動もなかった。
ただ映像だけが鮮明に残っている。
 ミッチェルの和訳単行本も本棚に有ったが、少し読んではあきらめ、なんどか思い出しては
トライするが、やはり私にはさほど興味がなかったとみえて、部屋をリニューアルしたさいに
処分してしまっていた。
 今回の宝塚の演目が宙組による”風とともに去りぬ”であることに、小説の読み終えなかった
部分が和製オペラで最後までストーリーが繋がることに一種の安ど感をおぼえる。

12時に宝塚に着いた。
背後に急峻な山を控え、街そのものが小奇麗に洗練された空気のなかで子供たちまで
おしゃれに着こなしていた。



開演までのひとときを食事をしながら待つ。

やがてホールからぞろぞろ観客が出てきた。95%あるいはそれ以上女性客である。
場違いのところに来てしまった!

2500人収容できるそうです。幕の内の休み時間に場内を写してみました。



夜、神戸の街にくりだす。明日は久しぶりの京都に気がさわぐ。  


Posted by グランパ at 17:47Comments(0)

2013年10月29日

城崎温泉

台風28号通過直後の出発だったが予定通り飛行機は飛び立ってくれた。
兵庫には有馬など名の知れた温泉は多いのだが、少し離れた、日本海に限りなく近い温泉を選んだ。
 若いころあまり本を読まなかった、しかし教養程度の本はとおもって本棚にしまってあった志賀直哉の全集
を思い出し取り出してみたが40年も前に神田の神保町で買った全集はいまでは活字が小さく虫眼鏡の助け
がいる次第である。
虫眼鏡は両方の目でみるわけにはいかず、どちらかにピントを追いつつ読むのだが長く続かない。
改めて文庫本を買うはめになる。城崎にて、暗夜行路など文豪の後をしのんでの旅も悪くない。
 三宮から”はまかぜ3号”に乗る。道中が長いのでデパチカの総菜やで弁当とビールのつまみを買い込んで乗り込んだ。



大雨注意報、洪水注意報、台風のさなかの旅となったが宿についてテレビを見たら”はまかぜ4号”が落石による線路遮断で
急行が止まったことをしる。

運の善し悪しは紙一重なのである。
城崎温泉での代表的な温泉”御所の湯”に入る。露天風呂入ったところでひとしきり雨が降り出した。
雪の中の温泉もいいがほてった体を雨に打たせてはいるのも楽しいものである。
沢の流れをイメージした岩間から流れ落ちる温泉はゆるゆると、自分へのご褒美だと勝手に決めて湯につかる。





よく朝、昨日とは反対側の”一の湯”へ朝の一番風呂をもらう。
夜半ひとしきり降ったがもう雨はやんでいた。



食事までのわずかな時間で橋のうえからスケッチをする。

9:30 ”こうのとり12号”で一路”宝塚”へ向かう。


  


Posted by グランパ at 17:26Comments(0)