2007年09月21日

600年後の里帰りー福州

昔むかしのその昔、明の皇帝は遠く海を渡って表敬に来た
琉球国王の使者にたいそうお喜びになり、帰国にあたり外洋の帆船といく人かの青年を派遣したのであります。

ある者は儒教を、ある者は石橋の作り方を、ある者は機織りを、又、ある者は楽曲や算術をそしてまた遠方への航海術などそれぞれのエキスパートをえりすぐって皇帝の特命により福州の港をあとにしたのでした。

一方、それを受け入れた琉球国王は那覇の久米村(長崎の出島をイメージしてください)に居住の地を与え丁重にもてなし、以後の琉球国の発展に役立てたのでした。


それから600年が経過しようとしています。かの特命を受けた青年の一人が私のご先祖様です。私はその21代目の一人となるようです。
ご先祖様には大変おそくなりましたが、里帰りをさせていただきます。


まあそんなわけもあって、はからずも沖縄県の福州友好都市10周年事業に参加することとなりました。

直行便がないのでいったん上海に飛び、国内便に乗り換えて福洲へ行くことになります。

那覇空港には先に火災で焼けた飛行機の残骸がまだ残る中一路上海へむけ離陸いたしました。

写真は機内食ででたビールです。
バドワイザーに似た薄味のビールでした。

中国ではビールのことをビーチョウとよぶようです。

600年後の里帰りー福州


次回は上海の世界最速のリニアモーターカーをUPします。


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