2006年12月01日

アイルランド-03

かくして一夜があけていよいよアイリッシブレックファーストのなるのだがはたしてどんなメニューがでるのかわくわくしながら待っていると、エプロン姿のおばちゃんが配膳してくれた。
かためのパンに牛乳(かなりこくがある)、大皿には目玉焼き、ベーコン、ブラッドソーセージ(豚の血と肉を混ぜてかためたもの:茶褐色)、焼きトマト、がのっていた。

アイルランド-03

食べるまえにスケッチをしていたら、れいのおばちゃんが“さめないうちに早くたべな!”と行っているような気がしたので早々に閉じて食べ終わってから2階の自室で急いで色付けをしてさっきのおばちゃんに見せたら、たいそう喜んで、あなたは日本の著名な画家ではないか?
と聞いてきたが、とんでもない!日曜画家で遊びですよ!といいたいのだが、言葉がでてこないのでそのままにした。
じっと眺めているおばちゃんに
”実は息子を訪ねるのも目的のひとつではあるが、本当はこの国のギネスビールを飲みに来たのだ!”
予想に反してうまく通じたらしく、おばちゃんはかッ!かッ!かッ!とはらをかかえて笑ってくれた。
私の生涯初にして英語によるジョークが通じた瞬間であった。
料理を担当したのはおばちゃんの実の弟らしく絵の右上にサインをしてもらった。

アイルランド-03

B$B裏庭には馬が放し飼いになっていて、人をみると近寄ってくる、沖縄で犬を飼っている感覚かも!
納屋には茶褐色の細長い土が盛られていて、私はもしやピートではと聞いてみたら、的中した。この地方では暖をとるのにピートを燃やすのである。

アイルランド-03

れいの料理長が一本引き抜いてお土産だといって渡してくれた。
”ありがとう!子々孫々大事ににするから”といおうとおもったが、やはり出てこなかった。


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