グランパの島からハイサイ！

若いおかあさん達へ！

沖縄スタイルの赤ちゃんの初誕生祝い（まんさん）を紹介します。

周囲に知っている人が少ないとか部屋が充分にとれないとか、いろいろ
あって最近では少なくなってきました。、やってみると楽しいものです。
両親とか身近な方々を招待して楽しんでください。

ここで紹介するのはあくまでグランパの那覇のしきたりです！
なにかの参考にして下さい。

まず揃える物、１．赤飯　２．算盤（そろばん）なければ卓上計算器　３.硯（すずり）　４．筆　５．本
６．鋏（はさみ）　７．銭　（お札でも良い）

３．と４．は一緒にしてもいいとおもいます。そのほかに”物指し”が有ったような気もするが
今回は記憶がはっきりしないので上記７品にしました。
各品はそれぞれの職業を予想するアイテムです。

たとえば鋏などは職人を意味します。


あらかじめ部屋にこの７品を等間隔で横一列に並べておきます。
大人たちは部屋の中にいて赤ちゃんには準備ができるまでべつの部屋で待機します。

準備ができると赤ちゃんをダッコしたまま身近にこの７品を見せてから約１間（畳一畳）
ほど離れたところに赤ちゃんを放します。

見たことの無い品々に興味を示した赤ちゃんは１間先の７品にむかって突進します。
赤ちゃんが最初に何を手にとるかで将来の職業を予想する祝いなのです。

赤ちゃんの健康を祝うのと身近な親族とのコミュニケーションの場として、笑いが絶えません。
準備されたご馳走と酒など頂いてお開きとなります。




グランパの初孫は赤飯に接近したのですが、となりのそろばんに興味を示し結果として
そろばんとなりました。

そろばんは商人を意味しますがひょっとして銀行員になっているかも！はたまたＩＴエンジニア！かも。