2008年01月07日

我が家のくーす(古酒)

それは忘れかけた頃我が家にやってきた。
注文をしたのは平成2年の盆のとき酒元に勤める本家のS氏とグビリ
グビリとやりながら話題がくーす(古酒)にいたったとき、それでは我が家の酒も作ってもらえませんかと注文したのでした。

酒は翌年の盆にも届かなかった。

8月に入って催促したら忘れたわけではなく新たに壺を特注し、壺と酒をなじませるため安い酒で1年ほど養生しているのだった。

かくして我が家の酒は平成3年9月に4年ものの43度の古酒を1斗(10升)入れて運ばれてきた。

それから毎年1月元旦は1升抜いて同じ銘柄の古酒(4年もの43度)を
1升継ぎ足す儀式をくりかえしているのである。


我が家のくーす(古酒)


我が家のくーす(古酒)


今年は 平成20-平成3+4=21年 とまあ我が家の古酒も成人式をこえたことになる。

けして自己の存在を主張せず、かつまろやかに落ち着き、のど越しに
その絶妙なる風味を残しつつさらりと過ぎ去っていく。

毎晩ぐびりぐびりやっているからいまだかって頭の中が二日酔い状態が続いている。

早くこの美酒と別れたいのだが.........ガ-ン



Posted by グランパ at 17:21│Comments(0)
 
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