グランパの島からハイサイ！

あまりいい言葉ではないが一見”都会風かつ県外（内地）者”のことを内地にＥＲをつけてナイチャーと呼ぶ。
時には尊敬の念をこめて呼ぶ総称となるが、
時には外部から来た身勝手で理解しようとしないどうしようもないあきらめの呼称として存在する。

しかし、もっとしまつに負えないのがこの”シマナイチャー”のひびきなのである。
ようするに、一見県外からきた観光客と思っていたにもかかわらず県内の人であったことが意識するか、
はたまた偶然にも本人の全く予期しないしないところで県人で有ったことが判明した瞬間に発せられる言葉がこの
”島ナイチャー”なのであります。

私は時々カメラをぶら下げて那覇の公設市場を訪れますが、もともと那覇の庶民のための市場のはずが、最近では観光客のための市場に変わってしまって、時々カメラを向けようものなら、あれを買えとかこれにしろとか勝手に値段をふっかけてくる。

地元であることの証拠に方言で受け答えした瞬間にこの言葉が聞こえないけれども心の奥できっとつぶやいているにちがいないと気をもむのである。

したがって、最近では市場の中では無言のまま通りすぎることにしている。

兄さん　うちなーんちゅよねー（沖縄の人ですよねー）この言葉を耳にすると、

まったく赤面するばかりです。ハイ！




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