2011年11月11日

在福州琉球館

福州には対琉球への窓口として事務所兼宿泊施設としての施設柔遠駅が有ります。

那覇を出てこの施設にたどり着いて旅装を解いた先達はさぞほっとしたことでしょう。

2階にはどうやら宿泊施設も兼ねたであろう空間があり、船荷のチェックも最初と最後はこの建物で仕分け

されそれぞれの担当官の任務であり,いったん船が入ると上へ下えと、活気に満ちた建物だったことが伺え

ます。

在福州琉球館

船荷は伝馬船により閩江沖待ちの進貢船までこの裏の小川(むかしのガーブー川ににていま

すが)から漕ぎ出したとのことです。橋の那は三通橋、 同行した先輩によれば戦前の泉崎

橋にそっくりだそうです。

在福州琉球館

在福州琉球館



追記: 読者から現在の建物は移設後再建されたものであるとのご指摘がありました。
    つつしんで訂正させていただきます。



Posted by グランパ at 18:07│Comments(0)
 
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