2021年02月10日

橋のある風景  国場川の源流を訪ねて-その2-2

とよみ大橋から来た道を振り返ると干潟に浮かぶ大都会の様相にびっくりする。

橋のある風景  国場川の源流を訪ねて-その2-2

支流である饒波川の右にこんもりとした高台が見える、これは”とよみ城”の城跡で
ここには首里城に並ぶ立派な城があった。南山王〈汪応祖:はんおうそ)が漫湖
を望む高台に築城したが、後に中山王・尚巴志に滅ぼされる、現在は沖縄空手
の武道館と空手会館が設立されている。
橋のある風景  国場川の源流を訪ねて-その2-2


当時の国王は眼下の湖に中国で見た舟を浮かべて遊覧した。それが爬竜船の
始まりで、ハーリー発祥の地でもある。

干潟の向こうに新しい橋が見える。”はりゅうばし”とある。手前の干潟の中
の緑はマングローブ林。あれほどいたトントンミー(ムツゴロウ)の姿はどこにも見えない。
シオマネキとトントンミーは近づくと競って水の中に消えたものだが、みることがで
きなかった。
橋のある風景  国場川の源流を訪ねて-その2-2


橋のある風景  国場川の源流を訪ねて-その2-2
平成六年とあるから比較的に新しい橋である、国道329に繋がる。

暫く進むと高校野球で有名な豊見城高校が見えてきた。橋のある風景  国場川の源流を訪ねて-その2-2橋のある風景  国場川の源流を訪ねて-その2-2












左側にはマングローブ林が続き、種がいっぱいぶら下がっていました。3本ほど自宅に持ち帰り
金魚鉢に投げ込んだ。この種は釣のウキのように垂直に立ち、流れ着いたところで根を張りマン
グローブ林を生み出すのである。不思議な植物でこの根に魚たちが集まる。

次回へ続く。


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Posted by グランパ at 17:56│Comments(0)暮らし生活
 
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