我が家のウシーミー(清明祭)
むかしむかし東京が江戸といっていたころ、
沖縄の王様は年に一度ご
先祖様への供養と一族の繁栄を期して各自のお墓で
料理を供えて祝うようにと布令を発した。
しかし、今のようにインターネットは無いから本島にいきわたるのに時間がかかり、
そのうち
薩摩がやってきてドサクサとなりとうとう、宮古島や八重山に伝わらないうちに
世は
明治と変わり、すばらしい発案であった王様の命令は(清明祭は)本島の一部にとどまり
先島諸島には伝わらないまま今日となってしまった。
しかし、その伝統は脈々と継がれ那覇に残っているのです。
我が家も第一日曜日は宗家の清明祭(カミウシーミーまたは
ムンチュウウシーミー)、第二日曜日は分家筋の清明祭
(
ナカムンチュウーウシーミー)となり第三日曜日になって
自宅の清明祭(ウシーミー)となる。
那覇の久米のウシーミーは供える品が(料理)決まっていて”
御三味”(ウサンミ)を供えます。
ご婦人方は前日からその仕込みに追われて忙しいのすが、大事な伝統と思い先代からひきついでいます。
ウサンミは山海の珍味といいますか、
三界(海、山、空)を代表する魚(マチ)、豚、鳥の肉をそれぞれ蒸して豚肉以外は包丁を使わず、素手で引き裂いて盛り付けます。
肉汁にショウガと醤油で
たれをつくりそれにゆで
卵の黄身をといていただきます。
準備をしていましたら
NHKの取材班がやってきて映していいですかと聞いてきた。
悪いことでもないし、ご先祖様も理解してくれたものと勝手に決めて快諾した。
その日の夜のローカルニュースでしっかり流れていました。
昼はラジオ、夜はテレビと意図したことでは無いのですが、マスコミに引っ張られた一日でした。